大学;University of California, Berkeley
専攻;Political Science Graduate Program Ph.D
卒業;class of 2016
出身校;Harvard University
【バックグラウンド】
ハンガリー人と日本人のハーフアメリカ育ち。日本には2年に一度程来日していた。第2言語は日本語で少しハンガリー語とフランス語を話す。
公立高校時代は一日10時間程の勉強をしていて部活は水泳部に所属。私立大学の受験をし一般のアプリケーションとGPA、SAT1+2を提出しハーバード大学へ入学した。
【ハーバード時代】
他の大学同様最初の2年で一般教養を学び3年時からConcentration(専攻)を選ぶ。最初から決まっていれば1年次から専攻科目受講可能だが大抵2年次から受講するのが一般的であった。ハンガリーや日本に行く経験を通して歴史や社会、国際文化に興味がありConcentrationはGovernment(Political Science)を選択。※ハーバードでは他と違う呼び名を頻繁に使うmajor→concentration, Government→Political Science。ハーバードではGPAを高く維持しようとする傾向がBerkeleyより強かったように感じ競争がより激しかった。Law schoolなどを目指している学生はBを取ると進学できなくなることもある。クラスによって絶対評価か相対評価が別れるが政治学では絶対評価が多くGrade inflationが起きていた。
授業以外では学生新聞に所属しオピニオンなどの記事を書き毎日出版した。他には日本人クラブも所属したがメンバーはあまり多くなかった。
進路を考えた時に周囲の学生はコンサルティングファームや投資銀行への就職が圧倒的に多くいたが経済に対しての興味が薄く両親からの勧めもあり大学院の進学を選ぶ。
【京都大学時代】
ハーバード大学を卒業後、三菱UFJ信託奨学財団からの奨学金を得て京都大学法学研究科(政治学が含まれれるため)の研究生として1年間留学。この奨学金のプログラムでは日本の主要大学を選ぶことができたので過去に京都大学を見学したことがあり、親戚も近くにいたので京都へ決定した。学部も院の授業にも出席し、印象的だったのは日本政治外交史。ハーバードと比較すると日本の授業の方が歴史の詳細の説明に時間を使うので深く学ぶことができたと感じた。国際政治の理論などは大方同じ内容であった。
その他に印象に残ったことはテニスサークルがテニスをしないことと学生祭が盛んなところであった。もし日本で生まれ育っていたらテニサーに入っていたと思う。
【ケンブリッジ時代】
京都大学の研究生を経てイギリスのケンブリッジ大学へ修士プログラムのため1年間留学。歴史学部に所属し政治思想を中心に学んだ。授業はあまりなく論文中心で教授と直接話し合いトピックを決める。そのため教授との関係が重要で良い関係が保てないと相談に乗ってくれなくなってしまう。明治憲法をテーマとして選んだこともあったがイギリス人の教授には興味を持ってもらえなかった。修士課程を取得後いったんアメリカに帰りすぐに横浜へ移動。スタンフォードが経営するアメリカ・カナダ大学連合日本研究センターThe Inter-University Center for Japanese Language
Studiesへ日本語を勉強しに10ヶ月のプログラムに参加。こちらも奨学金を得ることができた。
【UC Berkeley】
BerkeleyでPh.D(博士号)プログラムで卒業まで7年くらいかかる。前半3年間授業があり残り4年間は色々な研究をする海外プロジェクトであれば実際に現地の政治家や官僚へ面接したり、資料調査を行ったりする。Berkeleyの特徴的な大学院制度としてGSI(Graduate Student Instructor)がある。これは大学院生が学部生からの質問に答えたり直接指導したりする。エッセイや試験の採点や成績付けも行い学生でありながら指導を経験する。学部生のエッセイは短い時間で書き上げることもあってオリジナリティを表現することが難しい。そのため似た内容を何十枚もチェックして成績をつける。なかには非常に良いエッセイを提出する学生もおりそういった学生は文章構成が良く適切な単語を使用している。一人のGSIが54人の生徒を受持ち2つのセクションに分けて毎回の授業で約27人に指導する。
【卒業後】
博士号取得後は政治学や現代日本史などの研究をしたい。研究でアメリカと日本を行き来したりまたは日本へ移住することができる機会を見つけられたらいいと思う。
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